旧友との再会は、新しい関係の始まり

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新しい関係の始まり

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<特集>団塊世代の同窓会ブーム

団塊世代のいま
THE BABY-BOOM GENERATION NOW

同窓会がちょっとしたブームだ。
幹事を代行する会社も登場し、依頼は年々増加している
特に目立つのがシニア世代。
その背景にはどんな理由があるのだろうか。

再会の楽しい時間を分け合う同窓会

昨年11月某日、千葉市内のホテルで、千葉市立新宿中学校昭和40年卒業生同窓会が開かれた。
幹事役はOBの乘越隆男さん、坂上幸夫さんほか数名の仲間たち。これまでの経験を生かし、参加者全員が楽しめる同窓会にしようと随所に工夫を凝らした。特にこだわったのが、会場で流す音楽だ。
「青春時代に何度も聴き自然と口ずさんでしまいそうな曲を聴いているうちに、集まった旧友たちも一層話に花を咲かせるだろう」と、前日の深夜まで、幹事仲間と一緒に今日のためのオールディーズやニューミュージックなど懐かしの名曲、40~50曲をダビングし、オリジナルCDを作った。
「同じCDを3枚用意しているんです。2枚は、同窓会の最後に、一枚は2次会の最後に、参加者の中でくじをしてプレゼントするという演出も考えています」と、にこやかに笑う。
乘越さんたちは、1993年から3~4年ごとに同窓会を開催している。同窓生は8クラス。今回は生徒64人、先生6人の参加があった。前回との大きな違いは、「より多くの人と話せるように」と立食スタイルを取った点だ。
確かに、最初こそ、女性は女性、男性は男性で壁に張り付くように固まっていた。しかし、乾杯後の歓談タイムになると、皆、自由に会場を移動しながら、懐かしい顔を見つけては、話しに花を咲かせていた。
「いつも以上に話が弾んでいますから、立食スタイルにして大成功ですよ。中学時代の仲間はいいですよ。顔を見ると、あっという間に戻れるんですよ。余計な気をつかいませんし。呼び方も中学時代のまま。姓も卒業時のままで呼ぶのが暗黙のルールです」
タイムスリップしたかのような楽しい気分で話しに花を咲かせ、気持ちよく帰ってもらうまでが幹事の仕事といいながら、乘越さん自身も心から楽しんでいたようだった。

人気の幹事代行サービス

今回の同窓会ではもう一つ大きな違いがあった。それは幹事代行サービス「同窓会ネット」(http://www.dousoukainet.co.jp)を利用したことだ。
案内状の発送から会場の手配、同窓会専用サイトの作成、当日の受付、リクエストもあれば司会まで含めて請け負う。それでも会場日や食費を含め、2時間で一人7000~1万円とリーズナブル。当日不参加者がいたら、その費用は同社が負担するというのも利用者には嬉しいサービスだ。
なかでも好評なのが、案内状の発送だ。卒業して何年もたてば、連絡が途絶えてしまいがちなのが常。その連絡先をつかむため、同窓会ネットでは、案内状を2回発送するシステムを取っている。1度目は幹事から預かった卒業当時のアルバムや名簿の住所に送り、2度目にはより詳しい内容を発送する。一度目で「転移先不明」で戻ってきてしまった人の分を、連絡先不明者リストとしてピックアップし、2度目の発送の際に同封し「ご存知の方、ご連絡下さい」と情報を募るのだ。
もちろん、それでも分からない人もいるが、多くの場合は誰かが年賀状のやりとりをしていて、連絡先が判明するのだという。こういったきめの細かいサービスが人気を呼び、2002年に設立された同窓会ネットは、2003年は22件、2004年は114件、2005年は218件と、2006年は300件を越えているという。

セカンドライフに第2の青春時代

なぜ、今、同窓会なのだろうか。その大きな理由に、2007年以降、団塊世代が続々と定年を迎えることにある。時間的にも金銭的にも余裕のあるセカンドライフで、もう一度、懐かしい友達と再会を楽しもうというものだ。これまで仕事一筋できた人たちが、それを離れたときの付き合いを求めると、自然に旧友の顔が浮かぶのかもしれない。

グラフのように、同窓会ネットの現在の利用者で最も多いのは、26~30歳。これは中学や高校を卒業して10~15年目にあたる層が、同窓会を開くことによるものだ。
しかし、今後は、51歳以上のシニア層がもっと増えていくだろうと、予想されている。
「実際にシニア世代からの依頼が増えています。また、同窓会を開くと、参加率は年配の人のほうが高いのです。これから社会を支える働き盛りより、時間の余裕のある年代の方が昔を懐かしむ気持ちが強いのでしょう」(同窓会ネット営業企画部長 蒲田圭太さん)
新宿中学校の同窓会でも、顔を見合わせると中学のことを思い出し、「あの頃、○○先生が大好きで、朝のわずかな時間、一緒に通学できるように、駅での時間を合わせたのよ」というエピソードを披露してくれた人もいた。
同窓会がきっかけで、連絡先を交換し、年賀状や手紙のやりとりなどを始める人も多い。また、交流が再び深まり、定期的な飲み会や温泉旅行、ハイキングなども行っているそうだ。
気兼ねのいらない昔の仲間と再び集まり、2度目の青春を謳歌するセカンドライフの始まり。そのきっかけに同窓会は貢献しているようだ。

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