• サービス案内
  • 料金プラン
  • お知らせ
  • 開催情報
  • お客様の声
  • 幹事マニュアル
  • Q&A
  • ログイン
トップ > news

お知らせ

2008年03月05日

国民生活金融公庫調査月報3月号で弊社が紹介されました。

模倣されない独自の仕組みで同窓会の幹事をサポート

目新しい商品やサービスを開発しても、すぐに模倣されるようではビジネスとして長続きしない、持続させるためには、他社が模倣できない仕組みが必要となる。
(株)同窓会ネットの伊丹社長は、同窓会幹事の仕事を代行するサービスを事業化した。そして、個性的なビジネスモデルの確立によって、年々代行件数を増やし、他社の追随を許さない。

●幹事の手間を解消する

――事業内容を教えてください

「同窓会パックオールインワン」の名称で、名簿の作成から案内状の発送、会場の手配、当日の運営に至る同窓会幹事の仕事を代行するサービスを提供しています。サービスの内容や会場別に、エコノミー(出席者1人当たり7,000円~)、スタンダード(同8,000円~)、デラックス(同1万円~)の三つのプランを用意しています。お客様自身で開催する場合とほぼ同じくらいの価格に設定しました。
お客様からは、出席人数分のプラン料金のみをいただきます。出席予定者の都合が急に悪くなった場合でも、キャンセル料は当社が負担します。同窓会当日までの手順は次の通りです。まず、開催希望日のおおよそ3ヶ月前に、幹事の方から預かった卒業アルバムを基に名簿を作成し、1回目の案内ハガキを送ります。そして、所在不明で戻ってきたはがきから、転居先不明者リストを作成します。
ハガキが届いた方には、2回目の案内を封書で送ります。その中には、同窓会の詳細を記した案内状のほかに出席ハガキ、転居先不明者リストを同封します。リストを見た同級生から不明者の情報を募るのです。
次いで、幹事の方から1人当たりの会費、開催地、会食のスタイルの希望を聞き、ホテルの宴会場やレストランを予約します。その後の会場側との交渉も当社が行います。

――同窓会当日は、どのようなサポートを行うのですか。

当社のスタッフが、受付で会費の徴収や名札の配布、司会進行、会場側との清算といった当日の運営を仕切ります。希望があれば2次会の手配も行います。
当日、幹事の方が雑務に追われ、同級生と話せなかったという事態が起こらないように心掛けています。また、同窓会の様子を撮影し、後日に記念アルバムやCD-ROMとして販売しています。

●幹事役で味わった喜びが開業の動機

――開業のきっかけを教えて下さい。

わたしは、23才で不動産会社を立ち上げました。事業は比較的順調でしたが、常に気苦労が絶えませんでした。加えて、好不調の波が大きい商売だったこともあり、新たなビジネスを模索していました。
2002年、40歳になったのを機に、高校の同窓会が開催されることになりました。私は自営業で時間的に融通が利くこともあり、安易に幹事を引き受けました。しかし、実際に手がけると、いかに手間がかかるかを痛感しました。多くの同級生は転勤や結婚で引っ越しているため、なかなか居場所が分かりません。
実家に連絡すると、怪しい勧誘の電話と間違われ、冷たく扱われました。されに、連絡がとれた同級生も、開催の日時や場所を変更してほしいと自分勝手な注文をつけてきます。わたしは気安く幹事を引き受けたことを大変後悔しました。
ところが、同窓会当日に出席者から「ありがとう」「幹事のおかげで22年振りに会えて楽しかった」とねぎらいの言葉をかけてもらい、それまでの苦労が吹き飛びました。多くの友達に喜んでもらえた幹事役に今まで味わったことのない充実感を覚えました。
同時に、なり手が少ない幹事を代行するサービスは、ビジネスとして成り立つのではないかと思い付きました。そこで、調査会社を通して、数件の同窓会で出席者にアンケートを行ったところ、同窓会に再度出席したい人が8割以上いたのに対して、幹事をしたいという人は1割にも満たなかったのです。結果を聞き、このサービスに需要があることを確信しました。同窓会から3ヶ月後の2002年11月に当社を設立しました。

――何から着手したのですか。

需要があることは分りましたが、どんな人を対象にどのようにして営業活動を展開していけばいいのか見当がつきません。そこでまず、同窓会の会場となる飲食店やホテルに、宣伝用リーフレットを置かせてもらおうと思いました。
1日に40~50件訪問しましたが、当初は全く相手にされませんでした。けれども、何度か足を運ぶうち、会場側にも悩みがあることを知りました。参加人数が直前に減り、予定していた会場や料理が無駄になったり、追加料金が発生しても幹事が複数いるので責任者がはっきりせず、清算が遅れたりすることがたびたびあるというのです。会場側は交渉する窓口が一本化することを望んでいたので、当社のサービスに理解を示してくれました。次に、私の5名の友人それぞれに同窓会を開催するよう頼み、当社が幹事を代行しました。しかし、見込んでいた出席人数を大幅に下回ったり、急なキャンセルが発生したりして5件とも赤字になりました。その後、少しずつ代行の仕事が増えましたが、採算を割ることがたびたびありました。

●幹事役で味わった喜びが開業の動機

――開業のきっかけを教えて下さい。

出席者の確保です。当社にとって出席者の数が売り上げに直接反映するので切実な問題でした。そのためには、出席を促すような仕掛けがこのビジネスに必要な三つのポイントを抑える事が出来ました。一つ目は出席者の確保です。
当社にとって出席数の数が売り上げに直接反映するので切実な問題でした。そのためには出席を促すような仕掛けが必要です。
そこで、開催される同窓会それぞれに専用のサイトを当社のホームページ内に立ち上げました。そこには、同窓会の日時や場所、転居先不明者リスト、参加者リストなどを掲載しています。
転居先不明者の情報提供を呼びかけて、所在を知っている同級生に連絡先を書き込んでもらいます。この方法で転居先不明者の8割の住所は判明します。参加者リストも毎日更新しているので、会いたかった同級生の出席を確かめてから出欠を決めることもできます。出欠についてもサイトからの回答が可能です。

――ほかにも機能があるそうですね。

掲示板で同級生が近況について情報交換を行ったり、アルバムから抜粋した当時の校舎やクラスの写真を見たりすることができます。どうしようか迷っている方も、懐かしさが募り出席したくなるでしょう。
同総会後には、スタッフが撮影した当日の写真を公開しています、出席者が撮影したスナップ写真も掲示できます。携帯電話でも見ることができ、便利だと好評です。この専用サイトを見るには、2回目の案内でお知らせするパスワードが必要です。同級生以外は閲覧できないようセキュリティの面にも配意しています。
このサイトは当社のサーバーで管理しているので、同窓会後も続けて使用できます。同窓会でのエピソードや感想を書き込んだり、仲が良い同級生同士が連絡を取り合ったりするツールとして利用されています。

――二つ目のポイントは何ですか。

出席率とキャンセル率のデータの蓄積です。出席率は案内を出した人のうち、どれだけが出席と回答するかの割合で、会場を抑える時に予約人数を算出する目安として必要です。また、キャンセル率は出席と回答した人の中から、当日までにどれだけキャンセルがあるのかの割合で、最終的な出席人数を確定させるよりどころになります。この人数を読み違えると、キャンセル料を負担する当社の収益に大きく響くので、キャンセル率の予測精度を上げることに努めました。
企業秘密なので、詳細はお話しできませんが、男子高・女子高・共学校別、小学校・中学校・高校別、偏差値、卒業後の年数や過去に同窓会を実施した回数といった条件によって出席率やキャンセル率は変わります。1,000件以上の実績を重ねて積み上げたデータなので、今では大きく読み違えることは、ほとんどありません。

――それだけの実績から積み上げたデータだけに、一朝一夕には模倣できませんね。三つ目のポイントはいかがでしょうか。

三つ目も、模倣は容易ではありません。それは事業全体で採算を確保することです。プラン料金には開催までの準備費用、会場代、飲食代が含まれているので、粗利率は高くありません。
かし、お客様がプラン料金を割安に感じるからこそ、気軽に利用してくれるのです。そこで、プラン料金以外で収益を上げる方法に取り組みました。当社のホームページにリンクを張っている飲食店からの広告収入、同窓会に協賛してもらうお酒メーカーからのスポンサー料、会場側からのキックバック、記念写真の販売といった付随する収入によって、全体で利益を出すようにしています。
当社のビジネスを模倣するには、これらの周辺業務も一体として行う必要があります。したがって、レストランなどが簡単に手掛けることはできません。

――代行件数は増えていますか。

開業翌年の2003年は22件でしたが、2004年以降、114件、218件、350件、373件、と年々増えています。お客様に当社を知ったきっかけを尋ねたところ、最も多かったのが口コミです。当社が代行した同窓会に出席した方からサービス内容を聞き、興味を抱かれるようです。
加えてリピーターも増えています。掲示板上で情報を交換している同級生のグループが2度目の同窓会の開催を決め、再度、当社に依頼するケースがあります。当社としても手間がかかる同窓会のリスト作りの事務を省力化できるので、リピーターの需要を積極的に取り込んでいきたいと考えています。

●全国にネットワークを広げる

――情報管理には力を注いでいるそうですね。

個人情報を扱っているので、情報の管理を徹底しています。住所録といった個人情報のデータベースは本社で一元管理しています。外部に情報が漏れないように、情報管理専用のコンピューターはインターネットに接続していません。また、名簿を受け取った時に預かり証を発行し、同窓会代行サービスのみに用いるという契約を幹事の方と交わします名簿を金庫に保管し、同総会終了後、直ちに返却します。

――新たなサービスを検討していると聞きました。

当社は同窓会当日、会場へスタッフを派遣しています。しかし、今後受注が増え、全国各地で同じ日時の開催が重なると、対応が出来ない可能性があります。そこで、全国の写真店とのネットワークづくりを検討しています。写真店の方を当社のスタッフとして同窓会に派遣し、写真を撮影するだけでなく、当日の運営を手伝ってもらいます。そうすれば正月やお盆といった同窓会が重なる時期や遠方の開催であっても、柔軟に対応できると考えています。

――最後に、今後の抱負を聞かせてください。

利益率を考えるとほかの商売の方が効率的です。しかし、同窓会の出席者から労をねぎらわれると、5年前に高校の同窓会を無事に終えた時と同じ達成感を覚えます。今後も同窓会の開催をお手伝いし、幹事役なら当社といわれるようなサービスを提供し続けていきたいと思います。

●聞き手から

社長の伊丹さんは、開業当初の失敗談と共に、「当社のサービスだけを真似て商売しても儲からないと思います」とにこやかに話してくれました。その笑顔には、失敗を重ねた末、組み立てたビジネスモデルへの自信がうかがわれる。新しい事業を行う場合には、アイデアの新規性だけでなく、他社が簡単に模倣できない仕組みを構築することが重要だ。同社の事例に学ぶべき点は多い。(宇埜康平)

お知らせ最新記事

お知らせアーカイブ

スポンサーリンク
  • ホテルグランヴィア大阪
  • おもいで.com
  • MY BOOK
  • 温泉で同窓会
  • 広島での同窓会開催は、広島グランドインテリジェントホテルへ
  • トリップスインターナショナル-シンガポール発 旅行代理店
  • あの日、あの時、煌く青春時代にタイム・スリップ!その時 いつも「歌」があった…。「ときめき!同窓会シリーズ